結城浩:以下の文章はGoogle NotebookLMが「結城浩の作業ログ」 https://log.hyuki.com をもとに作成したものです。

結城浩 作業ログ:執筆とAI活用 - 作業ログ ブリーフィングドキュメント(2025年5月2日〜5月8日)

1. 主要テーマの概要

提供された作業ログは、数学や執筆活動で知られる結城浩氏の一週間(2025年5月2日〜5月8日)の多岐にわたる活動を記録しています。この期間の主要なテーマは以下の通りです。

  • 執筆活動の推進: 『数学ガール/リーマン予想』の刊行準備、2025年執筆予定の新刊の構想・執筆、および「数学セミナー」連載記事の執筆・提出が中心的な活動として記録されています。

  • Webサイトリニューアルの進行: 自身のWebサイトのリニューアル作業が継続的に行われており、特に著書一覧や連載記事ページ、秘密ノートシリーズの整理などが進められています。

  • AI(特にNotebookLMとChatGPT)の積極的な活用と考察: 学習、執筆、プログラミング、画像生成など、様々な作業においてAIツールが積極的に活用されています。また、AIがもたらす変化や、その活用方法、注意点についての考察が随所にみられます。

  • 日常業務と並行した活動: メルマガ執筆、談話室の実施、個人ゼミ、イラスト打合せ、会計作業といった日常的な業務や対外的な活動も並行して行われています。

  • 規則正しい生活リズムと心身の健康への配慮: 早朝の起床、散歩、仮眠、運動などが習慣として取り入れられており、作業効率と心身の健康維持に配慮している様子がうかがえます。

2. 最も重要なアイデア・事実

  • 執筆活動の進捗:『数学ガール/リーマン予想』は「第7章を読み返し」ており、出版を楽しみにしていることが記されています。「あまり直すところはない」とのこと。

  • 2025年執筆予定の「次の本」について、勉強やレジュメ作成、具体的な執筆アイディアの整理が進められています。

  • 「数学セミナー」の連載記事は、火曜日と水曜日に集中的に執筆・推敲され、水曜日に編集部へ提出されました。「分量的には少しオーバーしたところで着地」したとのことです。

  • Webサイトリニューアルの具体的な進捗:著書一覧の更新や、Web連載記事のURL切り替え、秘密ノートシリーズのグループ分けや掲載作業、コミックスの追加、英語版コンテンツの並列表示、セクションヘッダやナビゲーション部分の修正、scrollspyの調整など、多岐にわたる作業が進んでいます。

  • 特に、著書一覧の更新には「めちゃめちゃはまってしまった」ことや、Webリニューアル作業でChatGPTが「大活躍」していることが記されています。

  • AI活用とその効果、考察: NotebookLMについて、「いろんな勉強をしていたんですが、これは楽しいですね!」と高く評価しており、「資料に書かれていることを要約してもらったり、自分の理解を確かめるために質問したり、次に学ぶべき項目のアドバイスをもらったりできる」とその具体的な活用法を挙げています。また、NotebookLMは「《自分の理解に関心を持つ》という態度を持っていて《わかったふりをしない》学習者にとっては非常に強力なツール(パートナー、先生)になる」と述べ、「多くの人が《自分自身の先生になる》という学びがしやすくなるのかもしれない」という示唆に富む考察をしています。

  • ChatGPTは、Webサイトリニューアルでの活躍のほか、音声入力改善のための単語リスト作成、そして特に印象的なのは、音声録音・テキスト化・整形を行う**Rubyスクリプト「speak-memo」**の作成を全てChatGPTに依頼したことです。「私は口頭で「こういうの作って」と言っただけ」で完成したことに驚きと可能性を感じている様子がうかがえます。

  • 生成AI時代における注意点や、AI要約への言及(ブルース・シュナイアー、Mistral AIの研究など)、クリエイターに求められる「抽象度」の変化といった、AIを取り巻く状況への関心と考察も示されています。

  • その他の活動:結城メルマガ Vol.684が執筆され、配信予約が完了しました。メルマガのテーマにはNotebookLMやChatGPTに関する内容も含まれています。

  • 結城浩の談話室が土曜日に実施され、「たのしくおしゃべりできた」と記されています。

  • 個人ゼミが金曜日に実施され、テキスト読書やレジュメ作成といった準備が行われました。

  • イラスト打合せが水曜日に実施され、「今回も素敵なイラストになりそう」と述べられています。

  • 『数学文章作法 基礎編』が17刷目の重版になったことが報告されており、読者への感謝が述べられています。

  • 生活習慣:毎日早朝に起床し、お風呂に入り、散歩や軽い運動(バランスボール+ダンベル)を取り入れています。

  • 一日の作業の中で、食事の後などに仮眠を挟むことで効率を維持している様子がうかがえます。

  • 日曜日は「おやすみ曜日」として、作業ログの更新もほとんどなく、「のんびりすごした一日」としています。

3. 重要な引用

NotebookLMについて

  • 「NotebookLMを使っていろんな勉強をしていたんですが、これは楽しいですね!資料に書かれていることを要約してもらったり、自分の理解を確かめるために質問したり、次に学ぶべき項目のアドバイスをもらったりできる。」(5月3日 作業ログ)
  • 「これは《自分の理解に関心を持つ》という態度を持っていて《わかったふりをしない》学習者にとっては非常に強力なツール(パートナー、先生)になることを深く実感しました。自分の学びを大きくサポートしてくれる。」(5月3日 作業ログ)
  • 「もしかすると、AIの助けを借りることで、多くの人が《自分自身の先生になる》という学びがしやすくなるのかもしれない……と思いました。」(5月3日 作業ログ)

ChatGPTとspeak-memoについて

  • 「音声入力の環境を整備したくて実験していました。リンク先のスクリプトとREADMEはすべてChatGPTが作りました。私は口頭で「こういうの作って」と言っただけ」(5月7日 作業ログ)

WebサイトリニューアルとChatGPTについて

  • 「自分の「小さなWebサイト」作るの、たのしー! 自分は全体のイメージを伝えてerb, css, Bootstrapの細かいところはChatGPTに作ってもらうのですごく速くできますねえ……」(5月8日 作業ログ)

執筆活動について

  • 「第7章を読み返していました。あー楽しい。八月の出版が楽しみ! 数学ガール/リーマン予想」(5月3日 作業ログ)
  • 「散歩しながら生成AIとの関わりについて考えていました」(5月3日 作業ログ) - (AIと関連付けて執筆構想を練っている様子)
  • 「数学セミナー連載。 原稿を送りました。⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾ ヤッタ!」(5月7日 作業ログ)

重版について

  • 「編集部から連絡があり、『数学文章作法 基礎編』が重版になりました。今回で17刷です。みなさん継続的な応援をありがとうございます! \重版出来!/」(5月8日 作業ログ)

4. 結論

結城浩氏の2025年5月2日〜5月8日の作業ログは、精力的な執筆活動(特に新刊および連載)と並行して、Webサイトの大規模なリニューアルを着実に進めている様子を詳細に記録しています。特筆すべきは、NotebookLMやChatGPTといったAIツールを様々な作業に積極的に取り入れ、その効果や可能性、そしてAI時代における人間とAIの関係性について深く考察している点です。これらの活動は、自身の情報発信基盤の整備と、来るべきAI時代における新しい学びや創作のあり方を模索する、示唆に富む取り組みと言えます。また、規則正しい生活と心身の健康への配慮が、これらの多忙な活動を支えている基盤となっていることがうかがえます。

original gist

(2025年5月13日)