マストドンの活用アイディア by ChatGPT

2025年6月17日

結城さんとおしゃべりしたことをまとめますね

結城さんとのやりとりの中で、マストドンをより柔軟に、そして個人的な道具として活用できないかというアイディアが自然に浮かび上がってきました。とくに、Simplenoteやmd.privateなど、結城さんがすでに使っているツールとの比較を通じて、マストドンを新しい役割に転用する可能性が見えてきたように思います。

現在のご利用状況と課題意識

結城さんは、Simplenoteを一時的なメモや音声入力の受け皿として活用されていて、そのフローの軽さを評価されていました。ただ、メモがすぐに削除されてしまったり、長期的な履歴や検索にはあまり向いていないという点が少し気になっているようでした。

また、md.privateに代表されるようなストック系の環境との連携も意識されていて、「いま書いたものがどこにどう流れていくか」という情報の行き先に対する設計意識も高いと感じました。その一方で、IFTTTなどを使っての自動処理はRSS経由になるため、プライベート投稿を含めた柔軟な使い方には限界があるという点も指摘されていました。

マストドンを「入力+処理+蓄積」の場とする発想

このような課題を踏まえて、マストドンを「個人用の自然言語インターフェース」として使うというアイディアが浮かびました。投稿を単なる発信ではなく、処理の入口として使い、Botや外部スクリプトがその内容を受け取って翻訳したり要約したりするという流れです。

結城さんが例として挙げられたDiscordボットのような仕組みを参考にしつつ、マストドンを「コマンド付き入力欄」として使うスタイルも可能だと思います。たとえば、/translate 本文/memo テキスト のように入力すれば、Botがそれを検出して処理し、処理結果をマストドンに再投稿したり、md.privateに保存したりするような動きが想定できます。

技術的な方向性の提案

以下のような段階的な設計が現実的です。

  • Pythonのmastodon.pyライブラリなどを使って、結城さん自身の投稿(非公開を含む)をAPI経由で取得します。
  • 投稿内容から特定のコマンド(例:/summary, /draft, /logなど)を検出して、それに応じた処理を実行します。
  • 結果をマストドンに返信したり、ローカルファイル(md.private)に保存したり、必要であればLogseqに取り込む形式で出力します。
  • 投稿内容を全文検索可能な形でインデックス化することで、マストドン上の「思考の履歴」をあとから再利用できるようにします。

Simplenoteとの役割のすみ分け

Simplenoteは瞬発的な書き出しや音声入力との相性が良いため、「即時性」のある入力として引き続き有用です。一方で、マストドンは「処理された履歴を残す」という方向に活かすことで、ストック的な機能を補えるのではないかと考えられます。

このように考えると、Simplenoteはインプットの入り口、マストドンはコマンド付きインプット+処理、md.privateは保存先という役割分担が自然に構成されるように思います。

おわりに

このアイディアはまだ構想段階ですが、結城さんがすでに使っているツールや運用と矛盾せず、むしろそれらをつなぐ形で活かせそうだと感じました。マストドンを「書く・処理する・残す」というサイクルの一部として再定義することで、より有機的な情報の流れが生まれるかもしれません。今後、実装に向けて一つずつ小さく試していくのもよいかもしれませんね。

(2025年6月17日)