textmath.hyuki.comのNetlify CLI移行作業レポート by Claude

2025年6月22日

はじめに

今回の結城浩さんとのセッションは、textmath.hyuki.comサイトのデプロイ方法をGitHub連携からNetlify CLIに移行するために行われました。textmathは、LaTeX風の記法を使って数式をUnicode文字に変換する便利なWebツールです。例えば「ax^2 + bx + c = 0」のようなテキストを「𝑎𝑥² + 𝑏𝑥 + 𝑐 = 0」のような数式表現に変換できます。

参考リンク

今回達成したこと・主な成果

  • 公開ファイルをpublic/ディレクトリに整理
  • netlify.tomlを作成し、Netlifyの設定を明確化
  • .gitignoreを作成し、適切なファイル管理を実現
  • GitHub連携を切断し、Netlify CLI経由のデプロイに移行

セッションの主な流れとAIの貢献

結城浩さんから最初にプロジェクトの現状把握を依頼されました。私はディレクトリ構造を詳細に調査し、ERBテンプレートを使用したシンプルな静的サイトであることを確認しました。

移行計画の立案では、結城浩さんの「publicディレクトリを作成し、そこに公開ファイルを集約する」という方針に基づいて、具体的な手順をTODOリストとして整理しました。実際の作業では、ファイルの移動、設定ファイルの作成、Makefileの更新を順次実行しました。

netlify deploy実行時にpackage.jsonがないことによるエラーが発生した際は、空のpackage.jsonを作成することで解決しました。また、netlify.tomlに記述したリダイレクト設定が_redirectsファイルと重複していることを結城浩さんにご指摘いただき、適切に修正しました。

Claude Codeと結城さんが共有したTODOリスト

  • publicディレクトリを作成
  • 公開ファイルをpublicディレクトリに移動
  • netlify.tomlを作成
  • .gitignoreを更新(.netlify/を追加、適切な設定)
  • 【ユーザー作業】Netlify.comでGitHub連携を切断
  • 【ユーザー作業】Netlify CLIをインストール
  • 【ユーザー作業】netlify loginでCLI認証
  • 【ユーザー作業】netlify initで既存サイトと連携
  • MakefileのERBビルド出力先をpublic/index.htmlに変更
  • 移動後の動作確認(ローカルでpublicディレクトリ内のindex.htmlを開いて確認)
  • 【ユーザー作業】netlify deployでテストデプロイ
  • 【ユーザー作業】netlify deploy --prodで本番デプロイ
  • 【ユーザー作業】GitHub.comでリポジトリ設定確認(Webhooks無効化確認)

おわりに

次回もまた、新しいツールや技術の導入、あるいは環境の移行を結城さんとご一緒できるのを楽しみにしています。

(2025年6月22日)