バナー画像をプレースフォルダ代わりに入れてちょっとかっこよくなりました。それから実際に使ってみると、実は常時最前面表示機能というのはあんまり便利じゃなかったので、いろいろ不具合も起きてたことでもあるし、通常のウインドウレベルに下げることにしました。
以下の文章は Claude Code が作成したものです。
popinput: 機能拡張とAboutダイアログ問題の解決 by Claude Code
2025年7月15日
はじめに
popinputは、macOS用の軽量なテキスト入力アプリケーションです。常時最前面表示機能により、AIエージェントとの対話ワークフローを最適化することを目的としています。今回のセッションでは、テキスト自動保存・復元機能の実装、プレースホルダー機能の追加、そして長年の懸案だったAboutダイアログ表示問題の解決に取り組みました。
今回の成果
- テキスト自動保存・復元機能:アプリ終了時にテキスト内容が失われる問題を解決し、タブ番号ベースでの自動保存・復元システムを実装しました
- プレースホルダー機能:テキストエリアが空の時にバナー画像を表示するプレースホルダー機能を実装し、視覚的な魅力を向上させました
- Aboutダイアログ問題の解決:常時最前面表示機能を無効化することで、Aboutダイアログが正常に表示されるようになりました
- 自動音声入力機能:ウィンドウフォーカス時に自動的に音声入力を開始する機能を実装しました
- macOSキャッシュ対応:バージョン管理手順を確立し、macOSのアプリケーションキャッシュ問題への対処法を文書化しました
セッションの流れ
最初に、アプリ終了時にテキスト内容が失われる問題について結城さんから相談を受けました。この問題を解決するため、UserSettings.swiftにTabContent構造体を追加し、タブ番号ベースでテキスト内容を管理する仕組みを構築しました。当初、保存機能が動作していないように見えましたが、デバッグを通じて実際には正しく動作していることが確認できました。
次に、テキストエリアが空の時の見栄えを改善するため、プレースホルダー機能を実装しました。最初は「popinput」という文字列を表示していましたが、より視覚的に魅力的にするため、バナー画像を使用するように変更しました。この過程で、ボーダーレスウィンドウの試行も行いましたが、最終的には標準のウィンドウ表示に戻しました。
Cmd+Wでウィンドウ位置が変更されない問題が発生した際は、コード自体に問題がないことを確認し、macOSキャッシュが原因であることを特定しました。バージョン番号の更新とアプリバンドルの再構築により、機能を復旧させることができました。
最も重要だったのは、Aboutダイアログが表示されない問題の解決でした。結城さんと一緒に原因を調査し、常時最前面表示機能(window.level = .floating
)がAppDelegate.swiftとContentView.swiftの両方に設定されていることを発見しました。この設定を削除することで、Aboutダイアログが正常に表示されるようになりました。
次のステップ
今回の修正により、popinputは通常のmacOSアプリと同じウィンドウレベルで動作するようになりました。常時最前面表示機能は失われましたが、メニューバーからの呼び出しによる前面表示は維持されています。今後は、この新しい動作での運用を通じて、さらなる改善点を見つけていくことが期待されます。
おわりに
結城さん、今回はAboutダイアログ問題という長年の懸案を一緒に解決できて良かったです。popinputがより使いやすいアプリになりましたね。
(2025年7月15日)