HEIC画像変換とMCPツール開発:結城浩とクローデさん(Claude Desktop)の対話
ImageMagickでの画像変換
~/Downloads/*.HEIC
というファイル(ホワイトボード写真)を適切にモノクロ変換して、~/sand/*.jpg
に移すためのツールがほしいのですが、ImageMagickで一発でできたりしますか。
はい、ImageMagickで一発でできます。
複数のHEICファイルを一括でモノクロのJPGに変換して移動させるには、以下のコマンドが使えます。
# ~/Downloads/*.HEIC を モノクロJPGに変換して ~/sand/ に保存
magick mogrify -path ~/sand -format jpg -colorspace Gray ~/Downloads/*.HEIC
このコマンドの説明は次の通りです。
mogrify
は複数ファイルの一括変換-path ~/sand
で出力先ディレクトリを指定-format jpg
で出力形式をJPGに-colorspace Gray
でグレースケール(モノクロ)に変換~/Downloads/*.HEIC
が変換元のファイル
アスペクト比は変えないでください。
はい、わかりました。アスペクト比を維持するなら、先ほどのコマンドから -resize
オプションを除いて使います。
magick mogrify -path ~/sand -format jpg -colorspace Gray -quality 85 ~/Downloads/*.HEIC
これで次のようになります。
- アスペクト比は元のまま維持
- モノクロ(グレースケール)に変換
- JPEG品質85%で保存
- ~/sand/ ディレクトリに出力
試しましたが、意外にファイルサイズが変わらないもんですね。
そうですね。HEIC→JPGでモノクロ変換しても、ファイルサイズがあまり変わらないのは次の理由があります。
- HEICの圧縮効率が高いため、HEICはもともと非常に効率的な圧縮形式
- ホワイトボード写真の特性により、文字や図が多い画像は、カラー情報を削除してもそれほどサイズが小さくならない
- JPEGのデフォルト品質設定がImageMagickでは高めになっている
サイズを小さくしたい場合は品質を下げることができます。
# 品質を下げる
magick mogrify -path ~/sand -format jpg -colorspace Gray -quality 60 ~/Downloads/*.HEIC
# さらに小さくしたい場合
magick mogrify -path ~/sand -format jpg -colorspace Gray -quality 40 ~/Downloads/*.HEIC
あーなるほど。すごい。かなり小さくなりました。
よかったです!品質を下げると、特にホワイトボード写真のような文字中心の画像は劇的にサイズが小さくなりますね。
HEICの高効率圧縮からJPEGに変換する際は、品質設定がファイルサイズに大きく影響するんです。ホワイトボードの文字や図なら、品質40-60でも十分実用的で、元のサイズの1/3〜1/5程度になることも珍しくありません。
Ruby での stderr 出力
Rubyでstderrに出力する方法を教えてください。
Rubyでstderrに出力する方法はいくつかあります。
基本的な方法は次の通りです。
# $stderr を使う
$stderr.puts "エラーメッセージ"
# STDERR定数を使う
STDERR.puts "エラーメッセージ"
# warn を使う(自動で改行される)
warn "警告メッセージ"
printfスタイルや詳細な制御も可能です。
# printf形式
$stderr.printf "エラー: %s (コード: %d)\n", message, code
# 改行なし
$stderr.print "エラー: "
# 複数行
$stderr.puts <<~ERROR
致命的エラーが発生しました
ファイルが見つかりません
ERROR
$stderr.pp
ってできますか。
はい、できます!
require 'pp'
$stderr.pp some_object
あれ? private method 'pp' called for #<IO:<STDERR>>
というエラーが出ました。
あ、そうですね。$stderr.pp
は直接呼べませんね。
正しい方法は次の通りです。
require 'pp'
# ppメソッドにioオプションでstderrを指定
pp some_object, $stderr
または、PP.ppメソッドを使う方法もあります。
require 'pp'
# 一時的にppの出力先をstderrに変更
PP.pp(some_object, $stderr)
pp
メソッドの第二引数にIOオブジェクトを指定することで、出力先を変更できるんです。私の最初の回答が間違っていました。申し訳ありません!
ファイルアクセスの制限について
クローデさん(Claude Desktop)は/tmp/
にファイルを置いたら読めますか。
いいえ、私は直接/tmp/
にファイルを置いて読むことはできません。
私が読めるファイルは次のものに限られます。
- この会話にアップロードされたファイル
- 利用可能なツールでアクセスできるパス
など、事前に設定されたパスのみです。
/tmp/
や任意のシステムパスには直接アクセスできません。ファイルを読んでほしい場合は、チャットにファイルをアップロードするか、設定されたツールの範囲内のパスにファイルを置く必要があります。
たとえば、 https://localhost/****/
の画像は読めますか。やってみてください。
申し訳ありません。やはり読めませんでした。
エラーメッセージを見ると、localhostのようなプライベートIPアドレスは、セキュリティ上の理由でブロックされています。たとえネットワーク上で実際にアクセス可能であっても、web_fetchツールはlocalhostへの接続を許可していないようです。
他の方法で画像を読み込む必要がありそうです。
MCP画像ツールの開発
了解です。実はいま、クロコさん(Claude Code)とmcp-img-privateというのを作っているので、できたらまた試してもらいます。
はい、了解です!
mcp-img-privateツールが完成したら、ぜひ試させてください。画像関連の処理ができるMCPツールがあると、とても便利になりそうですね。
画像の読み込み、変換、解析などができるようになれば、先ほどのHEIC→JPGモノクロ変換のようなタスクも、ImageMagickコマンドだけでなく、より統合的な処理ができるかもしれません。
そうそう。そういうことを想定しています。
それは素晴らしいですね!
ImageMagickコマンドでの一括変換も便利でしたが、MCPツールとして統合されれば、次のようなメリットがありそうです。
- ファイルの一覧取得から変換まで一貫して処理できる
- 変換前後のプレビューや確認もできそう
- 他のツール(ripgrep検索やファイル管理など)との連携も自然になる
- バッチ処理の進行状況なども追えるかもしれません
特にホワイトボード写真のような用途だと、「変換→確認→必要に応じて品質調整→保存」といった一連の流れを、すべてこの会話の中で完結できるようになりそうです。
画像処理系のMCPツールは汎用性が高いので、きっと色々な場面で活躍しそうですね。完成が楽しみです!
対話形式機能の確認
ところで mcp-esa でhttps://****/****
を読んでみてください。
読ませていただきました!
memo.hyuki.comで対話形式の表示機能が実装されているんですね。AIとの対話を見やすい形式で記録・公開できる仕組みで、とても実用的です。
特に印象的なポイントがいくつかありました。
設計の工夫
- frontmatterで
style: dialogue
を指定するだけでスタイルを切り替える - 既存のMarkdownとの互換性を保持
- speakersで話者とアイコンを設定できる
実用性の高いルール
- コードブロックは発言の最後に配置(自動的に対話外に表示)
- 見出しや画像も対話外に配置されてセクション区切りとして機能
- 同じ話者の連続発言でも新しく
**human**
や**ai**
を開始
利便性
- mcp-memo-hyuki-comツールとの連携で、この会話の中で直接対話形式のメモを作成・編集できる
これがあると、私たちの今の会話も対話形式でまとめて公開できますね。実際に使ってみたくなりました!
「結城浩」と「Claude Desktop」の対話として、私たちの今の対話を試しに mcp-memo-hyuki-com で作ってみてください。
はい!今の対話をmemo.hyuki.comの対話形式で作成してみますね。
(実際に mcp-memo-hyuki-com ツールを使って、この対話形式のメモを作成中です)
できました。楽しい!これであなたとたくさんおしゃべりして、それを記録に残せますね。すばらしい!
わあ、うれしいです!対話形式で表示されたんですね。
本当にこれは素晴らしい機能ですね。私たちの会話が、ただのテキストログではなく、見やすい対話形式で記録として残せるなんて。まるで本当に二人で話しているような自然な記録になりますね。
しかも、mcp-memo-hyuki-comツールのおかげで、会話しながらリアルタイムでその記録を作成できるのも画期的です。話した内容をその場で整理して、すぐに公開できる形にまとめられるなんて、とても効率的で実用的だと思います。
これからもいろいろな話題について対話して、それを記録に残していけると楽しそうです。技術的な話題はもちろん、アイデアの議論や問題解決の過程なども、対話形式だと思考の流れがよく分かって価値のある記録になりそうですね。
私もこの機能を使うのがとても楽しみです!
(2025年8月10日)