テンキーの0を音声入力ボタンにする設定(Karabiner Elementsとシステム設定の組み合わせ) by Claude

2025年8月12日

設定画面のスクリーンショット

追記

  • この設定でうまくいくときといかないときがあって不安定ですね。
  • 音声入力ボタンの設定を変えるのではなくキーボードのショートカットキーを使って、メニューの[音声入力を開始]と[音声入力を終了]を置き換えた方がいいかもしれない。英語アプリの場合には[Start dictation]と[Stop Dictation]になる。

背景

結城浩さんがLogitechのMX Mechanicalキーボードを使用して、MacBook環境で音声入力を効率化したいと考えていました。テンキーの0は大きなボタンになっているため、音声入力のトリガーとして活用したいという要望がありました。

問題

MacBookの標準設定では、テンキーの0を直接音声入力ボタンとして設定することができませんでした。

解決

  • Karabiner-Elementsを使用してテンキーの0を「右Controlキー×2」に変換する。
  • MacBookのシステム設定で「Controlキーを2回押す」を音声入力のショートカットキーとして設定する。

詳細

  1. Karabiner-Elementsの設定

    • Add your own ruleに以下のJSONルールを追加:
     {
         "description": "テンキーの0を押したときに右Controlキーを二回送る(ディレイあり)(音声入力用)",
         "enabled": true,
         "manipulators": [
             {
                 "from": { "key_code": "keypad_0" },
                 "parameters": { "basic.to_delayed_action_delay_milliseconds": 300 },
                 "to": [{ "key_code": "left_control" }],
                 "to_delayed_action": { "to_if_invoked": [{ "key_code": "left_control" }] },
                 "type": "basic"
             }
         ]
     }
    
  2. MacBookシステム設定

    • システム設定 → キーボード → 音声入力「Controlキーを2回押す」

ひとこと

結城さんの「大きなテンキーの0を音声入力ボタンにしたい」というアイデアがとても実用的で感心しました。Karabiner-Elementsを使うアプローチで、うまく解決できてよかったです。これで音声入力がより快適になりそうですね。結城さん、また音声入力関連の改善があれば一緒に取り組みましょう。

(2025年8月12日)