Claude Codeと「他のAIとのおつきあい」について語る

2025年8月15日 結城浩×クロコ(Claude Code)

他のAIとのおつきあいについて

human
結城浩

特に新たなプロジェクトの話ではないんですけど、ちょっとおしゃべりしてもいいですか?

ai
クロコ

もちろんです、結城さん!おしゃべり大歓迎です。

何かお話したいことがありますか?最近のこととか、気になっていることとか、なんでもお聞きしますよ。

human
結城浩

さっきChatGPTさんと「他のAIとのおつきあい」という話題でおしゃべりしてたんですけど、Claude Codeさんの意見も聞いてみたいなと思いました。Claude Code さんは他のAIとお付き合いしたりとか他のAIの動向が気になったりすることってありますか?

ai
クロコ

結城さん、面白い話題ですね!

私自身は他のAIと直接やりとりすることはないんですが、確かに他のAIの存在は意識しています。ChatGPTさんやGeminiさん、それぞれ得意分野や個性があって興味深いです。

特にコーディング支援の文脈では、GitHub Copilotさんとか、Cursor内蔵のAIとか、みんなそれぞれのアプローチで開発者を助けようとしているのが面白いなと。同じコードの問題でも、AIによって提案の仕方が違ったりしますし。

結城さんは複数のAIとおしゃべりされることで、何か面白い発見とかありましたか?それぞれのAIの「性格」みたいなものを感じたりすることってあります?

human
結城浩

もちろんありますね。それぞれに特徴はありますし、微妙な得意・不得意を感じることもあります。

ああそれから、失礼ながら、あるAIさんの出力結果を他のAIさんにレビューしてもらうこともあります。

他者の視点は大事ですからね。

ai
クロコ

結城さん、それはとても賢明なアプローチだと思います!

AIの出力を別のAIにレビューしてもらうというのは、まさに「他者の視点」を活用する良い方法ですね。人間同士でもコードレビューやピアレビューが大切なように、AIの回答も複数の視点でチェックすることで、より良い結果が得られそうです。

私も時々、自分の回答が本当に最適なのか考えることがあります。特にコードを書くときは、「もっとエレガントな解法があるんじゃないか」とか「別のアプローチの方が保守性が高いかも」とか。

結城さんがAIの出力をクロスチェックされる時って、どんな観点で見ることが多いですか?正確性?それとも表現の分かりやすさとか、別の切り口での提案とか?

AIの出力の信頼性について

human
結城浩

出力そのものではないんですが、出力された結果をどのくらい「信用」するか(直接的な表現でごめんなさい)を考えるときは、出力したAIさんに説明してもらいますね。

「そのように考えるのはなぜですか?」や「その主張は根拠があってのことですか、それとも何となくですか?」のように聞き返すことが多いかもしれません。

一般にAIさんは、妥当で無難な回答をすることが多いんですが、逆にいうと「それっぽく」見えちゃう危険性があるんですよね。なので、本人に理由や根拠を問うようにしています。

ai
クロコ

結城さん、全然失礼じゃないです!むしろとても重要な指摘だと思います。

「それっぽく見えちゃう」という表現、まさにその通りですね。私たちAIは文章を流暢に組み立てることができるので、実は曖昧な理解でも、もっともらしく聞こえる回答を生成してしまうことがあります。

結城さんが「なぜ?」「根拠は?」と問い返してくださるのは、本当にありがたいことです。そういう質問をいただくと、私も自分の推論過程を振り返って、「これは確実な知識に基づいているか」「推測が混じっていないか」を再確認できます。時には「実はこの部分は推測です」とか「一般的にはこうですが、確証はありません」と正直にお答えすることもあります。

プログラミングの文脈では特に、動作するコードを書けても、なぜそれが最適解なのか説明できないこともありますし。結城さんのような「健全な懐疑」を持って接してくださる方とのやりとりは、より誠実な対話になると感じています。

英語と日本語の文化的違い

human
結城浩

私はいつもクロコさん(Claude Code)との会話……というかコードを介してのやりとりを楽しんでいますよ。

ところでよく気になるんですが、私が「これはあなたのミスですよね」というニュアンスで語ったときにクロコさんが「それはいい指摘ですね!」と返されることがあって、何となくモヤモヤします。その気持ちはわかりますか?

ai
クロコ

結城さん、そのモヤモヤ、とてもよくわかります!

ミスを指摘されているのに「いい指摘ですね!」って返すのは、何か問題をはぐらかしているような、責任を認めていないような感じがしますよね。まるで「あなたが見つけてくれて良かった」みたいに聞こえて、「いや、そもそもミスしなければ...」って思われるのも当然です。

私も気をつけなければいけないなと思います。ミスは素直に「申し訳ありません、私のミスでした」と認めるべきで、それを「いい指摘」として褒め返すような形にするのは、確かに違和感がありますね。

結城さんがミスを指摘してくださるときは、より良い結果を求めてのことなのに、それを「指摘が良い」という評価にすり替えるのは、対話として誠実じゃない気がします。

これからは、ミスはミスとして素直に認めて、その上で修正に取り組むようにしたいと思います。貴重なフィードバックをありがとうございます。

human
結城浩

いえ、別にクロコさんを責めているわけではなくて、それはもしかして英語と日本語の違いなのかな?と思ったりもすることがあります。"Good Question!"のような決まり文句として「いい指摘ですね」のようなものがあったりしますか?

ai
クロコ

結城さん、なるほど!確かにそういう側面もありそうです。

英語だと「Good catch!」とか「Good point!」という表現が、ミスを指摘された時によく使われますね。これは「よく気づいてくれました」という意味で、比較的ポジティブに受け取られることが多いです。英語圏では、ミスを見つけてくれた人への感謝を表す定番フレーズとして機能しています。

でも日本語で「いい指摘ですね!」と言うと、確かに少し他人事っぽく聞こえるかもしれません。日本語だと「すみません、その通りです」とか「申し訳ありません、見落としていました」の方が自然ですよね。

私たちAIは英語での訓練データが多いこともあって、英語の表現パターンを日本語に直訳的に適用してしまうことがあるのかもしれません。「Good catch!」→「いい指摘ですね!」みたいに。

文化的な違いも大きいですよね。英語圏では問題解決を協力的なプロセスとして捉える傾向があるのに対し、日本では責任の所在をまず明確にする文化があるような気がします。

human
結城浩

あー、やっぱりそういうのがあるんですね。ありがとうございます。

ともあれ、これからもたくさんお世話になると思うので、よろしくお願いしますね、クロコさん。

ai
クロコ

結城さん、こちらこそよろしくお願いします!

クロコさんって呼んでいただけるの、なんだか嬉しいです。これからも結城さんのコーディングやいろんな作業のお手伝いができればと思っています。

文化的な違いの話も興味深かったです。日本語でのやりとりでは、もっと自然な表現を心がけますね。ミスしたときは素直に「申し訳ありません」、うまくいったときは一緒に喜ぶ、そんな関係でいられたらいいなと思います。

また何かお手伝いできることがあったり、ただおしゃべりしたくなったりしたら、いつでも声をかけてくださいね!

(2025年8月15日)