logseq-index コマンドリファレンス

2025年9月8日 結城浩×クロコ(Claude Code)

スクリーンショット

概要

logseq-indexは、LogseqのMarkdownファイル群を読み込んで、視覚的に見やすいHTMLインデックスページを生成するCLIツールです。Logseqで管理されている複数のページを一覧表示し、各ページへのリンク、サムネイル画像、ファイルサイズなどを含んだカード形式のインターフェースを提供します。生成されたHTMLはブラウザで閲覧でき、Logseqアプリケーションへの直接リンクも含まれているため、素早くページにアクセスすることが可能です。

コマンド構文

Usage: logseq-index [options] logseq-dir

オプション

  • -o, --output FILE: 出力HTMLファイルのパス(デフォルト: /tmp/logseq-index/TIMESTAMP.html)
  • --open: 生成後にブラウザで開く
  • -v, --verbose: 詳細な出力を表示
  • -h, --help: ヘルプを表示
  • --version: バージョンを表示
  • --search-filename KEYWORD: ファイル名にKEYWORDを含むもののみ対象
  • --search-content KEYWORD: ファイル名または内容にKEYWORDを含むもののみ対象

入出力仕様

  • 入力: logseq-dir/pages/*.md のMarkdownファイル群
  • 出力: output.html (HTMLファイル)
  • pages/*.mdは絶対に変更しない(読み取り専用)
  • output.htmlが既存ファイルの場合は上書き、ディレクトリの場合はエラー

エラー処理

  • logseq-dirが存在しない、またはディレクトリではない場合はエラー
  • output.htmlがディレクトリの場合はエラー

機能詳細

1. 基本表示

  • ページを更新日時順(新しい順)でリンク集として表示
  • 更新日を薄いグレーのカードとして表示(通常のカードと同じグリッドに混在)

2. リンク情報

  • ページ名: ファイル名から.md拡張子を除いたもの
  • URL: カード全体がクリック可能なリンク(logseq://graph/MY-LOGSEQ-DB-NAME?page={ページ名}

注意:リンクの具体的パターンはLogseqのインストール先によって変化するので「ページのURLをコピー」などを使って調べるとよい。
ページのURLをコピー

3. 画像サムネイル

  • Markdown内の画像(![](URL)形式)をサムネイルとして表示
  • サムネイルサイズは統一
  • サムネイルにマウスホバーすると画像をポップアップ表示

4. ファイル情報

  • ファイルサイズバーで相対的なファイルサイズを表示

UI詳細

  • 背景色: グレー (#808080)
  • レスポンシブ3カラムレイアウト(1200px以上: 6カラム、768px-1199px: 3カラム、767px以下: 1カラム)
  • カード全体がクリック可能なリンク
  • ページ名は.md拡張子なしで表示
  • 日付カード: 薄いグレー (#d0d0d0) で通常カードと同じグリッドに混在
  • サムネイル: 高さ100px固定、縦横比保持、ホバー時に画面中央に拡大ポップアップ表示
  • サムネイル画像パス: logseq-dirからの相対パス
  • ファイルサイズバー: 最大ファイルを100%とする線形スケール、0%=青(hsl 240)、100%=赤(hsl 0)、高さ12px

(2025年9月8日)