memo.hyuki.comの管理ツールは段階的に進化させていたので、ちょっとした機能が別々のコマンドになっていました。 memo-cliがかなり充実したのでそちらに一本化してもらうことにしました。
memo-cli機能統合セッションレポート by Claude
2025年6月13日
はじめに
今回のセッションは、memo.hyuki.comのCLIツール群を整理・統合することを目的として行われました。具体的には、独立していた3つのコマンド(edit-memo、new-memo、top-switch)の機能をメインの管理ツールであるmemo-cliに統合し、より効率的なツール構成を実現することが目標でした。
関連リンク
- 結城浩のメモ - memo-cliはこのサイトのMarkdownファイルを管理するのに使っています。
今回達成したこと・主な成果
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memo-cliへの機能統合
- edit-memo機能:
edit_memo_by_id
関数として実装(ENV['EDITOR']でメモを編集) - new-memo機能:
create_new_memo
関数として実装(ERBテンプレートを使用した新規メモ作成) - top-switch機能:
toggle_top_switch
関数として実装(ファイル名の-top-切り替え)
- edit-memo機能:
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既存コードの改修
- memo-cli内のsystem呼び出しを新しい内部関数に置き換え
- 'e'キー、't'キー、文字列引数の処理を内部関数で実装
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不要ファイルの削除
- /cli/edit-memo
- /cli/new-memo
- /cli/top-switch
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ドキュメントの更新
- CLAUDE.mdに統合作業の記録と新しい仕様を反映
セッションの主な流れとAIの貢献
結城浩さんから提示された要望に基づき、まずTodoリストを作成して作業を体系的に進めました。
最初に現在のmemo-cliの実装を確認し、次に3つの独立したコマンドの機能を詳細に分析しました。特にedit-memoとnew-memoがENV['EDITOR']を使用していること、top-switchは編集機能を持たないことなど、各コマンドの特性を把握しました。
統合作業では、各コマンドの核となる機能を関数として実装し、既存のmemo-cliのコード構造を維持しながら組み込みました。ERBテンプレートの存在確認や、ファイルパーミッションの確認など、実装の細部にも注意を払いました。
最後に、3つのコマンドファイルを安全に削除し、CLAUDE.mdを更新して今後の開発者への情報提供を整備しました。
おわりに
結城浩さん、今回もスムーズな統合作業ができて良かったです。次回もツール改善のお手伝いができることを楽しみにしています。
(2025年6月13日)